【黒幕説】プチエンジェル事件の真相とは?闇の顧客リストには皇族や芸能人も

今回は2003年に起こったプチエンジェル事件を紹介します。

幼い子供達が被害を受けた事件で世間を騒がせたものの犯人の自殺により事件は幕を閉じました。

 

しかし、組織的な犯行や顧客リストの存在によりその真相は揉み消されたとされています。

大物が関わっていると噂され、今でも闇の深い事件の一つとして真っ先に名の上がる事件です。

 

そんなプチエンジェル事件の詳細と顧客リストに載ったとされる人物、さらに黒幕の噂を調べてみました。

プチエンジェル事件を時系列で紹介

プチエンジェル週刊誌

プチエンジェルとは犯人の経営していたデートクラブの名称、会社名です。

デートクラブで起こった事件ではないものの、その内容からプチエンジェル事件の名が定着しています。

 

事件の背景には援助交際が関わっています。

援助交際は週刊誌に取り上げられると一気に広まり、それまで知らなかった女の子達まで手を出すことになりました。

 

1996年には援助交際という言葉は流行語にもなっています。

そして話題となったことで幼い子達にも知れ渡ることになるのです。

 

デートクラブでは援助交際を手助けする場としても利用されていました。

ここではそんなデートクラブである「プチエンジェル」の形態と事件の詳細を紹介します。

デートクラブ「プチエンジェル」を経営する吉里弘太郎(犯人)

プチエンジェル事件の主犯とされているのはプチエンジェル経営者の吉里弘太郎です。

裕福な家庭で幼少期は過ごしたとされています。

 

東京芸術大学に進学し、その頃には複数の女性と関係を持ち、ヒモのようであったようです。

大学卒業後はアルバイトでホストを2年ほど経験。

 

その後、人妻デートクラブを始めたものの元々ロリータ・コンプレックスがあり、「プチエンジェル」を開業しました。

そこで莫大な利益を得ていたようです。

プチエンジェル少女

プチエンジェルは無店舗型のデートクラブで未成年者を利用した非合法なものです。

警戒心を抱かせないよう女子高生のスカウトマンを用意し、渋谷や新宿を中心に少女を勧誘していました。

 

少女が斡旋された内容は

  • カラオケ 五千円
  • 下着提供 一万円
  • 裸体撮影 一万円

といったものでした。

本番行為は五万円からという証言もあります。

実体のない無店舗型ということでその背景を探るのは難しいともされています。

一方、顧客側には高い入会料を設け、利用者は富裕層が主でした。

 

有名企業の経営者や医者、弁護士といった人々が顧客リストに載っていたと言われています。

リストの名前の数は2000名以上もあったようです。

 

吉里弘太郎は他にも少女が関わる猥褻なビデオの販売などで多くの利益を得ていました。

過去に売春での逮捕歴があり、執行猶予中でした。

 

プチエンジェル事件においては吉里弘太郎の単独犯とされています。

しかし、2003年7月16日に事件現場となった赤坂のマンションにて練炭自殺で死亡。

 

リビングでテント状にビニールを貼り、その中で七輪を使用した自殺を行なったとされています。

プチエンジェル犯人死亡現場

引用元:https://twitter.com

しかし、高温によりビニールが溶ける可能性によりありえない方法だとされています。

これは真相報道 バンキシャ!で検証されたものの、後日不可能ではないと訂正が入ったそうです。

 

不自然な死に騒がれる中、警察は自殺と判断。

これにより罪を一人に被せる為に他殺を揉み消したと言われています。

 

死を遂げた犯人に裏はあったのでしょうか。

事件の詳細は未だに不明な点が多く残されています。

少女4人がインターナショナルプラザ赤坂に監禁される

プチエンジェル事件は当時小学6年生であった女児4名が誘拐及び監禁された事件です。

渋谷にて2003年7月上旬に少女の1人が勧誘されます。

 

当時、小学6年生だった少女が女子高生から渋谷で突然声をかけられます。

この女子高生はおそらくプチエンジェルで働いていたと思われますが、この時に吉里弘太郎を紹介されたのです。

 

吉里弘太郎は会ってくれたお礼にと少女にお金を渡し、いつでもおいでと言われ連絡先を交換しました。

2003年7月13日に吉岡弘太朗が「1万円で部屋の掃除をしてほしい」と少女に連絡を取り、その少女は同じ学校の同級生3人も誘って行ったのです。

 

待ち合わせは渋谷駅前で、そこからタクシーに乗って赤坂のマンションに連れて行かれました。

部屋に入ると「ここに来た意味はわかるよね?」と言われ今までの態度から豹変します。

 

ポリタンクや鉄アレイを重しに手錠を付けられ監禁されます。

逃げだそうとしたものの失敗してしまい、スタンガンを用いて脅しをかけられます。

 

簡単にお小遣いが手に入ると油断してしまったのでしょうか。

実際に一度貰っていることからも信用してしまったのかもしれません。

 

何があるか分からない中、無事に助かったことだけは幸いだったと思います。

少女の家族らが捜索願を出して捜査が開始

2003年7月13日の深夜には捜索願が警察に家族から提出されています。

捜査により、少女の部屋から仕事を斡旋する内容のビラが見つかり、吉里弘太郎の番号が記載してありました。

 

また、保護者の間でもプチエンジェルの話は子供からの相談などで耳に入っており、早い段階で吉里弘太郎に辿り着いていました。

別件の児童売春容疑で吉里弘太郎へ2003年7月16日に逮捕状が出ています。

 

未成年の誘拐事件であるにも関わらず対応が遅いという声もあります。

身代金目的の誘拐などでは2~3日経てば生存確率が下がるとも言われています。

 

目星がついたものの、所在が分からなかったのでしょうか。

吉里弘太郎は事件のあったマンションの他に顧客リストのあった場所も借りていたそうです。

 

また、事件のあったマンションは別名義であったようです。

周辺で聞き込みをしていたという情報もありますが、実際にどこまで捜査が進んでいたかは不明です。

少女1人が脱出しマンション隣の花屋に助けを求める

2003年7月17日に物音がしなくなったため、少女一名が手錠を外し脱出しました。

他の少女の手錠を外そうと試みたものの出来なかったため、助けを求めに外に出ます。

 

隣接している花屋へと裸足で助けを求め、事件が発覚。

現在この花屋さんは既になくなっているようです。

 

結局、警察の捜査より先に少女の脱出で事件発覚となりました。

花屋さんもまさか近隣でこんなことが起こっていたとは思わなかったでしょう。

1500名以上の少年少女が補導される

プチエンジェル事件の翌日には渋谷・新宿で警察による一斉補導が行なわれました。

それにより補導された少年や少女の数は1500名以上と言われています。

 

全員がプチエンジェルに関わりがあったのかは不明です。

実際にプチエンジェルに在籍していた少女の数も分かっていません。

 

ですが、顧客リストが2000人とされているのでかなりの数が予想できます。

渋谷・新宿は若者の街とされ、未成年も多く集まっていました。

 

そこに目を付けて多くの犯罪も起こっています。

上手い話には裏があると言いますし、幼い子達にもしっかり理解して欲しいですね。

プチエンジェル事件の顧客リストにいた芸能人や皇族は誰?

事件後、吉里弘太郎が埼玉県久喜市に借りていた部屋で顧客リストが発見されました。

合わせて1,000本以上のビデオテープも見つかっています。

 

顧客リストはほとんどが偽名であったとされ、捜査は終了しました。

しかし、そこには医者、政治家、弁護士、さらには皇族まであったという噂も。

 

それにより政府の圧力で揉み消された説があります。

ここではリストにあったと噂される人物を紹介します。

注意
※なお、顧客リストは正式に公開されていないため、あくまで噂ということを予めご理解下さい。Googleで調べた情報を元に掲載しております。

某皇族

某皇族の名前も顧客リストにあったという衝撃の噂が。

これには、「パパだ~いすき」というタイトルの某皇族とその娘との動画が関係あるという噂が。

 

その動画は親子による行為がビデオカメラの撮影で収められているようです。

40~50畳くらいはあると思われる部屋には赤い絨毯が敷かれており、キングサイズのベッドが奥に映っている。

 

撮影は某皇族Aと某皇族Bが行ったものである。

 

某皇族Aが小学校3~5年生くらいの少女に「パパのこと好き?」と尋ねると「パパだ~いすき」と答える姿が確認できる。

こういった内容から、「パパだ~いすき」という動画タイトルになり出回っているとされています。

 

このビデオが流出したことにより児童ポルノの単純処理が違法に。

さらにはプチエンジェル事件はスケープゴートによって起こされた事件とされています。

 

ビデオの流出があったため、大きく広まらないうちにプチエンジェル事件というインパクトの強い事件を起こした。

その間に問題のビデオの流出を抑えようという事です。

 

一つの動画を削除するために起こされた事件だったのでしょうか。

もし、スケープゴートであったとするなら、問題の火消しが終わった段階で話題にする必要がなくなり、メディアで騒がれなくなったとも考えられます。

 

そうなると壮大なバックが背後に付いていたことになりますね。

某大手メーカー関係者

某大手メーカーの役員が載っていたとされています。

その人物は会長クラスの人物であると言われています。

 

しかも、裁判所にプチエンジェルとの関係を否定する主張を出したとも噂されています。

離婚裁判で未成年を含む300人以上の買春を行っており、プチエンジェル事件にも関係していたと暴露されたのです。

 

さらには少女たちは皆やられてしまったと周囲に嬉しそうに語っていたようです。

やられてしまったの意味はどちらなのか。

 

噂では4人の少女は既にこの世にはいないとも言われています。

事件を隠すために、犯人だけではなく被害者の少女も消されてしまったのでしょうか。

某政治家

とある外交官も関与していると噂されていました。

しかし、調べたものの詳細不明でした。

なんらかの理由でネット民からの怒りを買い、噂が広がったというのが有力です。

某実業家

政治家、実業家の顔を持つ某著名人の方も挙がっています。

これは事件発覚の4日前に児童買春を行なったという事件があり、関わりがあるのでは?とされています。

 

斡旋したのは元暴力団関係者で、その方自身は未成年と知らなかったとして無罪になっています。

某有名作家

数々のヒット作を生み出した有名作家、プロデューサーの名も挙げられています。

こちらも詳細は不明です。

世間的なイメージから「幼女趣味」という噂が生まれたのかもしれません。

プチエンジェル事件のその後がヤバすぎ!不可解な点が多すぎる

プチエンジェル事件は不可解さが多く闇が深い事件とされています。

未だにその謎は解明することもなく、噂が噂を呼んでいます。

 

ここではプチエンジェル事件で語られている多くの謎を紹介します。

フリーライターの染谷悟が殺される

染谷悟

引用元:Twitter

プチエンジェル事件を追っていたとされるフリーライターの染谷悟さん。

事件の2ヶ月後に変わり果てた姿で発見されました。

 

染谷悟さんは「柏原蔵書」、「山口六平太」のペンネームを使用していました。

裏社会に関わる記事を多く手掛けていたようで、プチエンジェル事件も追っていたようです。

 

2003年9月12日、その染谷悟さんの遺体が東京湾へ浮かんでいるのをトラックの運転手が発見。

刺し傷が背中に8箇所、頭には2箇所の殴打痕があり、凄惨な姿でした。

プチエンジェル染谷悟記事

また、体にはダイバーが使用する重りが括り付けられていました。

この事件が起こる前には「中国人に命を狙われている」とを周囲に漏らしていたようです。

 

さらには空き巣の被害に遭い、私物の盗難もされていたようです。

後日、犯人として3名の人間が逮捕されました。

 

仕事に関わるトラブルが動機とされています。

実際には関わりはなさそうですが、この事件が起きたことにより「プチエンジェル事件を追うと消される」といった噂が生まれたのだと思います。

 

とはいえ、本当に関わりがなかったとは断言できません。

犯人の吉岡弘太郎は自殺直前にフェラーリ2台売却

吉里弘太郎は死ぬ前に所有していたフェラーリ2台を売却していると言われています。

逃走資金と言われているものの吉里弘太郎は35億の預金があったという噂もあります。

 

実際にフェラーリを所持、売却したのかは未だに謎の一つとされています。

また、逃走資金を用意していたのに自殺をするのもおかしいとの声も。

 

この行動は本当に分からない謎です。

たまたまであればいいですが、処分しなければならない何かがあったのでしょうか。

吉岡弘太郎の司法解剖は行われていない

吉里弘太郎は自殺とされ、司法解剖も行なわれていないようです。

死に方が不自然であったことからこの件も怪しいとされています。

 

外傷もなく他殺の可能性は低いとされたものだと思います。

しかし、警察関係者にもプチエンジェルに関与した人物がいたとされ、揉み消しの一部として語られています。

 

実際の遺体の様子はわかりません。

司法解剖をする必要がなかった理由は一体何だったのでしょうか。

吉岡弘太朗の家族も全員自殺している

吉里弘太郎の家族構成は父、母、兄、弟とされています。

その中でも吉里弘太郎の父と兄が自殺しているのも謎とされています。

 

父親は朝日新聞の西武本社社会部長・警視庁キャップだったとされています。

しかし、1993年に難病の痙性斜頚を発症し、1996年に自殺。

 

病気を苦にしたものか、何か他の要因があったのかはわかっていません。

その後、1999年に兄が自殺。こちらも原因は不明です。

 

母親も自殺未遂を行なったことがあるとされています。

また、弟は精神疾患を患っており、吉里弘太郎もアトピー性皮膚炎に悩まされていたようです。

 

このように、一家はあまり良い環境ではなかったとされています。

身内に不幸が多く、吉里弘太郎も死にたいと漏らしていたようです。

事件発覚から報道までに3日間も遅れている

未成年の誘拐なのに報道が遅いと言われています。

恐らく、援助交際と未成年が絡んだものであったのが理由だとは思います。

 

これらの事実を知っていた家族ができるだけ遅らせた可能性もあります。

また、誘拐とは言っても本人の意思で向かっているため、家出の可能性も考慮していたのかもしれません。

 

実名報道もされなかった為、通常の誘拐事件とは異なる扱いだったのでしょうか。

または報道するのに何かマズいことがあったのかもしれません。

被害者少女たちの証言では3人の共犯者がいた

少女達は複数の共犯者がいたと証言していたようです。

スカウトマンの女子高生、運転手の男性、部屋の名義人である「ヤマザキ」という人物が出入りしていたとされています。

 

中には運転手の男性は警察関係者といった噂もあります。

しかし、これらの人間は関わりが無く、吉岡弘太朗による単独犯だと結論付けられました。

 

共犯を外すために捜査を打ち切ったのでしょうか。

警察によると男女の氏名はわかっていないとなっています。

 

警察からの圧力はあったのでしょうか。

少女や花屋の証言に矛盾がある

他にも証言の矛盾があると言われています。

逃げ出した少女は自ら手錠を外したとされています。

 

しかし、実際は世話役として手錠はされていなかったという情報があります。

さらに、この少女はATMで吉里弘太郎の代わりにお金を下ろしていたようです。

 

また、救助した花屋さんの証言とも食い違いがあると言われています。

花屋さんは当初、窓から少女が助けを求めていたと証言。

 

この証言は警察発表では裸足で少女が駆け込んだに変わっていたそうです。

こうして証言内容がコロコロ変わることから何か隠蔽しているのではとされています。

 

現場が混乱していたというのも考えられますが、とても考え違いとは思えない部分です。

何者かによって証言を変えるようにされたのでしょうか。

プチエンジェル事件の黒幕は超大物政治家の説も

プチエンジェル事件の黒幕として超大物政治家の名前が挙がっています。

現場となったマンションの所有社が超大物政治家の政治資金団体と関係していると噂されたのです。

 

現場マンションは東京都港区赤坂2丁目17-54にあったウィークリーマンション東京 インターナショナルプラザ赤坂」の1101号室です。

実際の関与は不明ですが、政治家からの圧力も考えられます。

事件は解決とされていますが、実際はどうなっているのでしょうか。

 

この事件には何か隠された裏があったのか、未だにわかっていません。

プチエンジェル事件を題材にした作品も話題に

プチエンジェル事件を題材としたとされている数々の作品があります。

プチエンジェル事件は今では触れることもタブーとされているため、事件を扱うことに対して凄いという声もあります。

 

ここではプチエンジェル事件を題材にした作品を紹介します。

映画:渇き。

プチエンジェル題材渇き

引用元:Amazon

2014年に役所広司さんを主演に公開された映画「渇き。」

元刑事である主役が離婚した妻に失踪した娘の捜索を依頼されることから始まるという内容です。

 

深町秋生氏の推理小説「果てしなき渇き」が原作です。

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実際に事件を題材にしたと公表されてはいませんが、似通った点が多く題材にしているとされています。

漫画:ギフト±

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ギフト±(プラスマイナス)はナガテユカ氏による漫画です。

更生の見込みがない犯罪者を臓器移植を必要としている人の材料にするといった内容です。

 

この漫画では「プティシャトン事件」として出てきました。

内容も一致しているため、プチエンジェル事件を題材にしたものであると言えるでしょう。

小栗旬主演ドラマ:CRISIS

CRISIS

引用元:Amazon

「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は小栗旬主演のドラマです。

様々な事件に立ち向かう特捜班たちを映した刑事ドラマです。

 

第二話で出てくる犯罪組織の内容が酷似しているため、プチエンジェルが題材と言われています。

こちらも実際に題材にしていると公表はされていませんが、視聴者からの声により話題になりました。

まとめ

謎多きプチエンジェル事件についてでした。

犯人の謎の死、組織的な犯行の疑い、大物の関与。

 

多くの謎が残されているものの、捜査は終了しています。

今後も解明することはないでしょう。

 

一方でこの事件は当時の時代背景を色濃く残している事件とも言えます。

保護されるべき未成年の関与する事件。

今後もこういった事件が起きないように努める事も大切だと思います。

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