目の表面にレーザーを当てて視力を矯正する視力回復手術のレーシック手術。
これまでに日本だけでも、レーシック手術が行われた件数は約150万件以上にのぼるそうです。
どれだけ日本人が視力低下で悩み、視力回復を願っているかわかりますが、視力低下に悩んでいるのは、芸能人達も同じようです。
数多くの芸能人がレーシック手術を行い視力の回復に成功しているようですが・・・
中には、レーシック手術に失敗して後遺症に悩んでいるのではないか・・・と噂されている芸能人もたくさんいるんです。
今回は、レーシック手術の失敗疑惑のある芸能人&有名人達を紹介していきたいと思います!
目次
前田敦子
レーシック手術失敗疑惑のある1人目の芸能人は、元AKB48のエース・前田敦子さんです。
ネット上では、前田敦子さんがレーシック難民になっているようだという噂が話題となっていました。
その理由としては・・・
- レーシック前と比べてレンズの大きいメガネをかけている画像が掲載されていた
- メガネが遠視用なのではないか
- 若いのに近視用ではなく遠視用のメガネをかけているのはおかしい。視力が乱れているんじゃないか
ということがあげられていました。
↑こちらがレーシック後まもなくの前田敦子さん。
どうでしょうか?確かに不自然なほど大きなレンズのメガネですね。
前田敦子さんはメガネの印象もないですし、おしゃれメガネという感じのメガネでもありません。
しかし、この画像からはメガネが遠視用かなんてわかりませんね。
どうやらこの画像、前田敦子さんが、テレビ番組の企画で自動車免許をとることとなり、自動車教習場に通っている時の画像なんだそうです。
実は、このメガネ、伊達メガネなんですって。
有名人の前田敦子さんは、自動車教習場で芸能人だということがバレてしまわないように、わざと自分だとわかりにくい大きなレンズの伊達メガネをかけていたようなんです。
前田敦子さんが通っているとなれば、自動車教習所はパニックになりますし、ファンが押しかけてしまって教習どころではなくなってしまうかもしれませんもんね。
なるほどです。
前田敦子さんのレーシック手術が成功したのか、失敗したのかはわかりませんが、話題となっているメガネの画像では、レーシック失敗の証拠にはならないということがわかりました。
度入りのメガネじゃなく、わざわざ伊達メガネをかけてくるあたり、レーシック手術は成功しているのではないかなと思います。
コンタクトをして、伊達メガネをしているということも考えられますが・・・
松本伊代
レーシック手術失敗疑惑のある2人目の芸能人は、松本伊代さんです。
元アイドルで、現在タレントとして活躍している松本伊代さん。
タレントのヒロミさんの奥さんであることでも有名ですよね。
松本伊代さんも長年近視で悩んでいて、レーシック手術を受けたそうです。
レーシック手術で右目が0.1→1.5、左目が0.1→1.0に回復されたそう。
術後2か月たった頃、遠くはよく見えるようになったものの、今度は近くが見えなくなってしまったそうです。
なぜ、そのようなことになってしまったか。それは・・・
- 松本伊代さんは年齢的なことから気づかない内に老眼が進行していたから
- 近くのものにピントを合わせることが知らず知らずのうちに難しくなっていたから
- 近視が解消されて、老眼が顕著なったから
ということが原因のようです。
このことがわかり、松本伊代さんは、老眼の治療も受けることになったんだそうです。
よく、近視の人は老眼が進むのが遅いと言いますが、近視の人も老眼にはなるそうです。
ただ、近視の人は近くの物へのピントは元々合っている状態で遠くの物へのピントが合わない状態になっているのです。
近視の人が老眼になると、近視矯正に度を合わせたメガネをかけた状態では近くのものはやはりピントが合わなくなるそうです。
メガネをはずすと、ピントが合うことから、メガネを上にずらして裸眼で文字を読んでいる老眼の人をよく見かけるのはそのためなんですね。
松本伊代さんは、自分の老眼に気づかずにレーシック手術を受けてしまったことで、裸眼では近視矯正の度に合わせたメガネをかけている状態となり、近くの物へのピントがズレてしまったんですね。
レーシック手術に失敗したというよりは、老眼のことを予測できなかったということではないでしょうか。
老眼の年齢の人は、近視と老眼の関係を知って、どちらが良いかよく考えないといけないですね。
加藤浩次
レーシック手術失敗疑惑のある3人目の芸能人は、加藤浩次さんです。
お笑いコンビ極楽とんぼで活躍されている加藤浩次さん。
近年では、朝の情報番組「スッキリ」の司会など、司会者としても多く活躍されていますよね。
そんな、加藤浩次さんは自身のラジオ番組「極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす!」でレーシック手術をうけたことについて語っていました。
その話によると・・・
- レーシック手術を受けて一時は両目1.5まで回復した
- 時間が経つにつれて、視力がどんどん落ちてきた
- 2017年9月の時点で右目0.9、左目0.5にまで低下
- 昼間の車の運転は大丈夫だが、夜の運転はテールランプが滲んで見えるようになった
とのことでした。
加藤浩次さんは、この時のレーシック手術に納得が出来ず、再びレーシック手術を受けたいと医師に相談したそうです。
その結果、医師からは「問題がある」と指摘されたそう。その問題とは・・・
- 両目を1.5に矯正したメガネをかけてみたトコロ、遠くの物はよく見えるようになったが、近くの物にピントが合わなくなった
- 自身が気づかないうちに老眼が進んでいた
という問題でした。
レーシック手術後に右目0.9・左目0.5まで落ちていた視力ですが、加藤浩次さんの場合、レーシック手術後に老眼も進んでいたようです。
老眼はレーシック手術とは関係なく自然な老化現象なのですが、視力が落ちていたトコロに老眼が加わり、気づかないうちに視力が悪い方の目で近くの物にピントを合わせることができていて自身では老眼だと気づかなかったんですね。
老眼で困っていた相方の山本さんに、「オレは老眼なんて全然きてねぇわ」と笑っていた加藤浩次さんですが、老眼は等しくみんなにやってくるものなのですね。
その後、加藤浩次さんが再度、レーシック手術を受けたかどうかはわかりません。
ですが、遠くは見えても近くは見えないのではやはり不便でしょうし、再びレーシック手術を受けることはしていないのではないかと思います。
メガネで矯正していった方が良さそうですね。
松本伊代さんと同様に老眼の進む年齢では、レーシック手術は慎重に検討しないといけないですね。難しいです。
岸部四郎
レーシック手術失敗疑惑のある4人目の芸能人は、岸部四郎さんです。
2020年8月に亡くなった岸部四郎さん。
生前は、ザ・タイガースのメンバーであり、「ルックルックこんにちわ」での司会やドラマ「西遊記」の沙悟浄役として俳優業でも活躍されていました。
2003年に脳内出血で倒れて以来、視野狭窄を後遺症として抱えていたようです。
そんな岸部四郎さんは、レーシック手術が話題となりだした初期の頃に手術を受けたそうです。
視野狭窄で車の運転や愛犬の散歩にも支障をきたしていた岸部四郎さんにとって、レーシック手術はとても魅力的だったのではないでしょうか。
視力が良くなり、安くできると聞いて、手術に踏み切った岸部四郎さんですが、雑誌の連載でこのようなことを語っていました。
- レーシック手術をして以来、余計に見えづらくなった
- 後悔している
あまり、周囲の人にレーシック手術の失敗について多くを語らなかったという岸部四郎さんですが、ポロッと出た本音だったのかもしれません。
どうして、レーシック手術を受けたことで視野狭窄の症状から更に見えづらくなってしまったのかはわかりませんが、レーシック手術が出だした頃に受けたとのことで、あまり情報がない状態で手術を受けたのかもしれませんね。
レーシック手術は安易に受けず良く検討しなければいけませんね。
マギー審司
レーシック手術失敗疑惑のある5人目の芸能人は、マギー審司さんです。
マギー司郎さんの3番弟子であり、手品師でお笑いタレントでもあります。
ぬいぐるみのラッキーを使ったネタや、耳が大きくなるネタは、子供にも大人気ですよね。
そんな、マギー審司さんは、強度の近視の為にレーシック手術を受けることを決意したようです。
レーシック手術後の結果・・・
- 一時はかなり視力が回復するも、すぐに元の視力まで低下
- 再度、2007年にレーシック手術を受ける
- 再び視力が回復するもまた視力が低下する
ということになったようです。
ただ、元々、裸眼で0.02の視力だったマギー審司さん。
再手術後の視力低下は0.5でとまっているということですから、0.02からはかなり視力が回復していますよね。
ご本人もなんとか裸眼で生活が出来ていると話していたので、レーシック手術が失敗したとは言い難いのではないでしょうか。
もっと、視力回復が出来たら良かったのかもしれませんが・・・
水谷隼
レーシック手術失敗疑惑のある6人目の有名人は、水谷隼選手です。
水谷隼といえば、有名な卓球選手で東京オリンピックでも大活躍された選手ですよね。
そんな水谷隼選手ですが、東京オリンピックの試合中にメガネをかけていたことでも話題となっていました。
なぜメガネをかけていたのか。
それはレーシック手術の後遺症で競技に支障が出るようになってしまったからなんだそうです。
元々、左目の視力低下で悩んでいた水谷隼選手は、2013年に左目のレーシック手術を受けます。
この時、右目は視力2.0。
左目のレーシック手術から5年程たった頃、右目の視力が0.7に低下したことから、右目のレーシック手術を受けることに。
右目のレーシック手術後から、視界に違和感を持ち始めたという水谷隼選手。その症状とは・・・
- ボールが消える
- 眩しい
- 卓球台の周囲が暗く見え、白い光が当たって見える
というもの。
この現象は、レーシック手術による後遺症で「ハログレア現象」というそうです。
水谷隼選手は「ハログレア現象」を発症してしまったことにより、裸眼でプレーすることが難しくなってしまったんだそうです。
水谷隼選手の場合、レーシック手術後に回復した視力は低下していないようで、光の見え方だけがおかしくなってしまったようです。
メガネをかけているのも、光の調整の為だそうで、視力低下の為にメガネをつけているわけではないようですね。
こんな後遺症もあるなんて、レーシック手術には、まだまだ広く認知されていないことも多いのだと感じますよね。
元中日ドラゴンズ・井端弘和
レーシック手術失敗疑惑のある7人目の有名人は、井端弘和選手です。
中日ドラゴンズで活躍されていて、同僚の荒木雅博選手と共に「アライバコンビ」という愛称でも親しまれた優秀な野球選手ですよね。
井端弘和選手は、元々、近視で試合中にはコンタクトを装着していたそうです。
イニングの間に目薬をさしても間に合わないほどの極度のドライアイ体質だった井端弘和選手は、2008年のシーズンオフ期間にレーシック手術を受けることを決意します。
手術後の井端弘和選手は・・・
- 頻繁に結膜炎になる
- 目の不具合により3回レーシック手術を受けることに
- 角膜がボロボロになりコンタクトに戻す
という事態となったそうです。
3回もレーシック手術を受けるということは、手術直後は目の調子が良かったのではないかと予想されます。
視力も回復し、生活がしやすくなっていたところで、結膜炎などの病気や不具合が少しづつ出だし、再手術となったのではないでしょうか。
井端弘和選手のように、コンタクトレンズを長く使用していた人は、角膜の一番奥に位置する内皮細胞というものが減少していることが多いそうです。
その内皮細胞が減少している人は角膜が薄く、弱くなっていることが多いので、レーシック手術を受ける時には細心の注意と検討が必要だそうです。
元東京ヤクルトスワローズ・一場靖弘
レーシック手術失敗疑惑のある8人目の有名人は、一場靖弘さんです。
大学野球で大活躍されていた一場靖弘さんは、期待の新人として楽天イーグルスに入団→その後、東京ヤクルトスワローズに移籍。
一場靖弘さんは、2007年にレーシック手術を受けていました。その結果・・・
- 右目に角膜炎が起こる
- 視力が0.04まで低下
- 失明の可能性が高かった
という事態になりました。
懸命の治療により、失明することはなかったものの、球界復帰後も成績が残せず、戦力外通告されてしまうことになります。
きっと、一場靖弘選手は球界での大活躍を目指し、レーシック手術を受けたのだと思います。
それがまさかこんな事態になってしまうなんて・・・
レーシック手術だけが、球界で活躍できなかった要因ではないとは思いますが、レーシック手術は大きな要因の一つであったことは間違いないのではないでしょうか。
レーシック手術をしなければ、もっと一場靖弘選手の活躍を見ることが出来たかもしれないと思うと悲しいですよね。
失明を免れることができて、本当に良かったです。
U2のアダム・クレイトン
レーシック手術失敗疑惑のある10人目の芸能人は、U2のアダム・クレイトンです。
アイルランド出身の人気ロックバンド・U2のベーシストとして有名なアダム・クレイトン。
視力回復を希望してレーシック手術に踏み切ったアダム・クレイトンですが、術後に夜間の視力低下がひどくなり夜間の車の運転が不可能な状態になってしまったそうです。
なぜそうなったのか、多くは語っていませんが、レーシック手術を受けたことが、夜間の視力低下に繋がっていることは間違いないようです。
タイガー・ウッズ
レーシック手術失敗疑惑のある9人目の芸能人は、タイガー・ウッズ選手です。
タイガー・ウッズ選手といえば、誰もが知る有名ゴルフプレーヤーですよね。
タイガー・ウッズ選手も1999年10月にレーシック手術を受けています。
レーシック手術を受けた翌年の2000年に、タイガー・ウッズ選手は大活躍。
数々のメジャーな大会で優勝を果たし、「カップがバケツに見えた!」という名言も有名ですよね。
そんなタイガー・ウッズ選手の活躍は、レーシック手術によって視力が回復したことも大きかったのではないかと思います。
しかし、時が経つにつれ、少しづつ視力が乱れ始めたようです。
視力の乱れにより、タイガー・ウッズ選手はひどい頭痛に悩まされることとなります。
その結果として、ゴルフにも多大な影響をおよぼし、大会でも予選落ちするようになってしまったそうです。
タイガー・ウッズ選手は、元々、-11.5Dという超強度の近視だったそう。
日本のレーシック手術のガイドラインでは、レーシック手術が不可能なレベルの近視だそうです。
その理由としては・・・
レーシック手術では、充分な視力を得る為に角膜を削るが、あまりに近視が進んでいると、角膜を削る量が多すぎるので危険
ということらしいです。
なぜ、タイガー・ウッズ選手のレーシック手術が行われたのかはわかりませんが、超強度の近視を矯正するためにかなり多くの角膜を削ったことが視力の乱れに繋がってしまったのかもしれませんね。
タイガー・ウッズ選手は2007年に再度、レーシック手術を受けることになったそうです。
視力の乱れが改善されていたら良いですね。
なぜ視力低下するの?高須克弥がレーシック手術をおすすめしない理由
美容整形外科で有名な高須クリニックの高須克弥先生がレーシックについてインタビューに答えていました。
そのインタビューで高須克弥先生は、レーシック手術をおすすめしないと語っていました。
なぜ、高須克弥先生は、レーシック手術をおすすめしないのでしょうか。
- 角膜は再生するから、レーシックで削っても時間が経つと再生してレーシックの効果も落ちる
- 技術としてまだ完成したものではない
- 過度に矯正しすぎると見えすぎて、それはそれでやっかい
- 調整が難しい
- リスクも考えるとメガネやコンタクトで充分ではないか
という理由からだそうです。
また、美容整形とレーシックの違いとして
- 美容整形は、人間が生きていく上で欠かせない機能とはあまり関係がないところに手を加える。
- やり直しがきく手術が多い。
- レーシックは一度壊れてしまえば移植するしかない角膜に手を加えるからリスクが美容整形よりもかなり高いと感じる。
と語っていました。
また、高須克弥先生は、レーシック手術を行う医師の多くがメガネであることもレーシック手術に疑問を持つところの1つなんだそう。
「新技術の安全性と効果は、まず自分の体で検証する」
というポリシーの高須克弥先生にとって、医師自身がレーシック手術をしない理由がレーシック手術がまだまだ未完の技術であるからではないかと感じるのかもしれないですね。
成功すれば便利だけど、リスクも高いレーシック手術。
よくよく検討して決断しないといけませんね。