孤独死した芸能人7名…飯島愛や江利チエミの最期が悲しすぎた

華やかに見える芸能界。

誰しもキラキラと輝く芸能人に憧れたことがあるのではないでしょうか。

 

芸能人であれば、プライベートでもたくさんの人に囲まれて賑やかに暮らしていると思ってしまいがちですが・・・

孤独死を迎えてしまう芸能人だっているんです。

 

今回は、孤独死してしまった芸能人7名をご紹介していきたいと思います。

山口美江(キャスター)

孤独死してしまった芸能人の1人目は、キャスターの山口美江さんです。

しば漬けのCMに出演した時の山口美江

引用元:https://twitter.com

山口美江さんといえば、「しば漬け食べたい」というフレーズが印象的な、フジッコの漬物百選のCMで一躍脚光をあびた人物ですよね。

才女で博識なイメージの強い山口美江さんは、バラエティやドラマでも大活躍していた人気者でした。

 

山口美江さんは、1996年にアルツハイマーが進んでしまったお父さんの介護の為に芸能界を一時引退されました。

そんな山口美江さんは、51歳で孤独死することとなります。

 

死因は心不全だと言われています。

母親を16歳の時に亡くしている山口美江さんは、2006年に父親を看取って以来、生涯1人暮らしを貫いていました。

 

一部では、山口美江さんは自殺したのではないかと話題になっていました。その理由は・・・

  • ひどい更年期生涯に悩まされていたらしい
  • 長年の父親の介護に疲れ、うつ病を患っていたらしい

という事があげられていました。

ですが、警察の捜査の結果、山口美江さんの自殺説は否定されています。

 

山口美江さんの死因の心不全は、単体で発生するものではなく、何かの要因があって引き起こされる現象なんだそうです。

もしかしたら、更年期障害やうつ症状によるストレスが原因で心不全を引き起こしてしまったのかもしれません。

 

51歳という若さですが、いつか孤独死してしまう可能性があるかもしれないとご自身も感じていたのか、よく買い物する商店街の顔なじみの人達に冗談ながら・・・

「3日来なかったら、気にして欲しい」と話していたそうです。

 

そのおかげか、山口美江さんは死後1日で発見されることになりました。

孤独死する人は、何日も遺体を発見してもらえないことが多いそうです。

 

ひとり暮らしの場合、山口美江さんのような突然の体調不良で亡くなってしまうことも多いにあります。

せめて、早く発見してもらえるように日頃から、山口美江さんのように顔なじみの人やこまめに連絡をとる人との関係を築いておくことが大切ですね。

飯島愛(タレント)

孤独死してしまった芸能人の2人目は、タレントの飯島愛さんです。

テレビ出演時の飯島愛

引用元:https://twitter.com

飯島愛さんといえば、元AV女優であり、1990年代に「Tバックの女王」として人気を博していましたよね。

サバサバした性格とアネゴのような頼りがい・女性らしい優しさを持ち合わせている飯島愛さんは、男性だけでなく、女性からも多くの支持を得ていた人気タレントです。

 

2000年に発売した自身の波乱万丈な人生を記した自叙伝「プラトニック・セックス」はベストセラーとなり、映画化・ドラマ化もされたほど話題になりましたよね。

そんな飯島愛さんは、2008年12月24日に36歳という若さで自宅で孤独死しているところを発見されます。

 

死因は肺炎。発見時は、死後1週間ほど経っていたそうです。

飯島愛さんの死にはナゾが多く、死因への様々な憶測が飛び交いました。

  • 自殺説
  • 事故説
  • 薬物中毒死説
  • 他殺説

特に飯島愛さん自身が、2008年の1月頃に渋谷署にフラッと現れ、

「私、クスリを飲んでおかしくなっちゃった」

と意味不明なことをしゃべりに来たことがあったことから、薬物中毒死説は警察からも有力視されていたようです。

警察は、飯島愛さんが渋谷署に現れた時にも、遺体が発見された時にも薬物検査を行ったそうですが、結果はシロだったそう。

結局、様々な捜査の末、飯島愛さんの死因は肺炎であると断定されました。

 

様々な死因への憶測が話題となった理由は・・・

  • 自叙伝「プラトニック・セックス」で、過激で悪い仲間と付き合っていたとの記載もあったことから、事件に巻き込まれた可能性もあるらしい
  • 2007年に体調不良の為に芸能界を引退したことから病死が予想される
  • タレント時代の貯金が底をついており、様々な人から裏切られたと憔悴している姿が目撃されていたことから、うつ状態となり自殺した可能性もある
  • 睡眠導入剤や精神安定剤に頼っていたとの情報もあり、クスリを過剰に摂取していて免疫力が低下していたのではないか
  • 深夜に裸足で近所を歩いている奇行が目撃されていて、人生に希望が見いだせず投げやりになっていたのではないか

ということが推測されていました。

現在も尚、飯島愛さんの死因は肺炎であること以外、詳しいことは発表されていません。

 

これからもきっと真相はわからないままではないかと思います。

華やかな飯島愛さんですから、結局、芸能界という場所が1番輝ける場所だったのではないかと思います。

 

体調不良によって引退を選んだ飯島愛さんですが、休養や仕事を減らすなどして、なんとか芸能界で活動していれば、孤独死という最後を迎えることなく今でも活躍する姿を見ることができたのではないかと思うと悲しいですね。

川越美和(タレント)

孤独死してしまった芸能人の3人目は、タレントの川越美和さんです。

芸能活動中で川越美和

引用元:https://twitter.com

川越美和さんといえば、TBSの人気ドラマ「天まで届け」の主題歌で大ヒットした「涙くんさよなら」を歌ってレコード大賞の新人賞を受賞したことでも有名ですよね。

「ポスト後藤久美子」とも呼ばれていた川越美和さんは「時間ですよ」などドラマにも多数出演していて期待されていた人物でもあります。

 

そんな川越美和さんは2008年4月に35歳という若さで都内のアパートで孤独死してしまいました。

死因は、心不全

 

遺体が発見された時には、死後数日経過していたそうです。

川越美和さんが、死因である心不全を起こし、孤独死してしまったのはどんな理由が考えられるでしょうか。

  • 芸能界で活躍している頃からお酒を飲まないと眠れないらしく、酒浸りの生活をしていたらしい
  • 2007年に芸能界を引退して以来、お金に困ることが多かったらしい
  • 両親や姉妹とは絶縁状態で孤独な生活を送っていたらしい
  • お金を借りたまま返さないことで友人達からも見放され寂しい生活をしていたらしい
  • うつ病で薬を服用していたようで、効かないので倍量服用するなどして何度か救急車で運ばれたこともあるらしい
  • 摂食障害もあり、繊細な性格でもあったらしい

ということが挙げられていたことから、川越美和さんは繊細な性格であるがゆえに、芸能活動を始めた頃からアルコールで自身の緊張感や不安感を緩和していたことが推測できますね。

そのことが原因でアルコール依存症となり、芸能界での活動が難しくなり、負のループにハマってしまったのかもしれませんね。

 

そんな自分が嫌でなんとかしたいと治療や薬の服用をしていたようですが、改善できずにイライラが募りトラブルを起こし孤独になってしまったのではないでしょうか。

川越美和さんの死は9年間も報道されなかったそうです。

 

それだけ川越美和さんは、芸能界から遠い存在となってしまっていたようで、予想以上に孤独感や寂しさをとても強く感じていたのではないかと思います。

芸能界に進んでいなければ、普通の生活をして幸せに歳を重ねていたのかもしれませんね。

大原麗子(女優)

孤独死してしまった芸能人の4人目は、女優の大原麗子さんです。

大原麗子の遺影

引用元:https://twitter.com

大原麗子さんといえば、大河ドラマ「春日局」や映画「男はつらいよ」など数多くの作品に出演した日本を代表する女優さんですよね。

色っぽいホステス役からしっとりした日本美人役まで幅広い演技力のある女優さんでした。

 

そんな大原麗子さんは、2009年8月に自宅の寝室で孤独死しているところが発見されました。

享年は62歳。

 

死因は、不整脈による脳内出血

大原麗子さんは、晩年に難病である「ギラン・バレー症候群」を発症しています。

ギラン・バレー症候群とは・・・

突然に発症する病気であり、運動神経の異常により、四肢が動かなくなる難病。

多くの人は、筋力が低下した下肢の弛緩性運動麻痺から始まる病気。

また、うつ病も患い、苦しんでいたようです。

病気の影響からなのか、2000年以降、仕事のペースが激減し公の場に出てくることはめったになくなっていました。

 

晩年は、友人や知人とも距離をおいていたという大原麗子さん。

亡くなった当時の大原麗子さんは、独身で1人ひっそりと暮らしていたと言います。

 

大原麗子さんの遺体は2009年8月に実の弟さんによって発見されました。

連絡のとれない姉を心配して家を訪問した際、大原麗子さんの寝室で、携帯に手を伸ばして助けを呼ぼうとしているような状態で倒れている大原麗子さんの遺体を発見されたそうです。

 

具合が悪くなって助けを呼ぼうとし、連絡ができないまま力尽きてしまったようです。

発見された時には、死後3日ほど経過していたとのこと。

 

あと少しだけ意識が続いていて助けを呼べていたら、まだ生きていてくれたかもしれないと思うと残念でなりませんね。

大野誠(歌手)

孤独死してしまった芸能人の5人目は、歌手の大野誠さんです。

北島三郎と大野誠

引用元:https://twitter.com

大野誠さんといえば、演歌の帝王・北島三郎さんの次男であり、NHKで長年放送されているアニメ「おじゃる丸」の主題歌「詠人(うたびと)」などの作曲を担当されていることでも有名ですよね。

そんな大野誠さんは、2018年2月に自宅で孤独死しているところを発見されました。

 

享年は51歳。死因は心不全です。

大野誠さんが亡くなってから遺体が発見されるまでは8日ほど経過していました。

 

父親の北島三郎さんは、息子・大野誠さんの死についてショックで憔悴しきった様子で「おかしな様子は特になかった・・・」と周囲に話していたそうです。

一方で大野誠さんをよく知る知人は

  • 過剰なほど飲酒をしていた
  • 飲酒のせいで、最近体調を崩していたようだった
  • 病院・医者が嫌いで受診することを嫌がっていた

と話していたそうです。

 

それらのことが心不全を起こしてしまった原因の一因となり、命を落としてしまうことになってしまったのかもしれませんね。

息子に先立たれた父親の北島三郎さんの悲しみは計り知れません。

 

それも孤独死であったことは、父親としてはツラすぎることであったのではないでしょうか。

やはり、無茶な飲酒は死期を早めてしまうので注意しなければならないと感じますね。

江利チエミ(歌手)

孤独死してしまった芸能人の6人目は、歌手の江利チエミさんです。

江利チエミのレコードジャケット

引用元:https://twitter.com

江利チエミさんといえば、美空ひばりさん・雪村いずみさんと共に「三人娘」として親しまれた人物ですよね。

そんな江利チエミさんは、1982年2月13日に自宅で嘔吐の上に倒れ、孤独死しているところを発見されました。

 

享年は45歳。

死因は、脳卒中と吐瀉物を喉に詰まらせた誤嚥によるものであると発表されています。

 

江利チエミさんは、亡くなる少し前から、酒量がかなり増えていたそうです。

亡くなった時には風邪をひいていたようで、ウィスキーの牛乳割りと風邪薬を共に飲んで眠りについたことが死につながってしまったのではないかと言われています。

 

なぜ、江利チエミさんは酒量が増えてしまったのでしょうか。

それにはこんな理由があったのです。

ー江利チエミさんの酒量が増えた理由ー

 

1959年に俳優の高倉健さんと結婚した江利チエミさんはとても幸せに結婚生活を送っていたようです。

1962年、江利チエミさんの異父姉だという女性が接触してきます。

 

離婚し、経済的に困っていると話す姉のことを放っておくことができなかった江利チエミさんは、姉を付き人・家政婦としてそばに置くことを決めます。

江利チエミさんと姉は、その後良好な関係を築き、姉が江利チエミさんの実印や預金通帳を預かるまで信頼されていたようです。

 

しかし、実は姉は大スターとして幸せな生活を送っていた江利チエミに強い嫉妬を感じていて、陥れてやろうと企んでいたのです。

江利チエミからの絶大な信頼を勝ち取った姉は、江利チエミさんと夫である高倉健さんにそれぞれ相手が不信感をいだくようなデマを吹き込み、2人を別居するまでに追い込みます。

 

また、江利チエミさんの預金を姉が勝手に使い込んだり、不動産を勝手に抵当にいれられたりとやりたい放題やられてしまいます。

1971年、姉の債権者が度々自宅に現れるようになり、これ以上夫に迷惑をかけられないと泣く泣く高倉健さんと離婚することを決めた江利チエミさん。

 

姉を告訴したりしましたが、姉の作った数億の借金を返済することになってしまった江利チエミさんは、今まで以上にハードに仕事をこなさなければならなくなり、辛い生活から逃避したくて酒量がどんどん増えていったといいます。

このような出来事があり、江利チエミさんの体は蝕まれていってしまったのだと考えられます。

 

人が良く素直な江利チエミさんの性格が仇となってしまったのかもしれませんね。

いわれのない姉からの嫉妬が、江利チエミさんの人生を狂わせてしまった。

江利チエミと高倉健

引用元:https://twitter.com

姉からの嫉妬がなければ、幸せなまま暮らしていて、孤独死をすることもなかったのかも知れないと思うと悔しい気持ちになりますね。

ひどい話です。

村田渚(芸人)

孤独死してしまった芸能人の7人目は、芸人の村田渚さんです。

生前の村田渚

引用元:https://twitter.com

村田渚さんといえば、「タモリのボキャブラ天国」で、ネプチューンやくりぃむしちゅーと同時に活躍していたお笑いコンビ「フォークダンスde成子坂」のメンバーです。

そんな村田渚さんは、2006年11月に自宅で倒れて孤独死しているところを発見されました。

 

享年は35歳。死因は、くも膜下出血です。

発見者は、村田渚さんの住むマンションの管理人と映画パーソナリティとして活動しているコトブキツカサさん。

 

発見時、村田渚さんは死後38時間経っていたそうです。

村田渚さんの所属事務所によると、亡くなる数日前から周囲に頭痛がすると体調不良を訴えていたようです。

 

その時に病院に行っていれば、もしかしたら助かっていたかもしれません。

しかし、よく起こりがちな頭痛ですから、よほどひどくない限りは頭痛薬を服用して寝ていれば治ると思ってしまいますよね。

 

まさか、くも膜下出血を起こしていたなんて・・・

村田渚さんは芸人仲間から人気があり、先輩・同期・後輩から慕われている存在であったそうです。

フォークダンスde成子坂

引用元:https://twitter.com

数多くの芸人仲間が村田渚さんの死を悼みショックを受けていたそうです。

頭痛がいつもより少しでもおかしいと感じたら、躊躇せずに病院に駆け込まなければいけませんね。

まとめ

今回は、孤独死してしまった芸能人7名について紹介してきました。

今回紹介してきた芸能人は1人暮らしをしていた人ばかりでしたが、1人暮らしの人も、そうではない人も突発的に死が訪れてしまう可能性はあります。

 

異変に気づいてもらえる可能性は一緒に暮らす人がいる人の方が確率は高いですが、人がいる時にとっさの時が訪れるとは限りません。

常に、急に具合が悪くなった時にどういう行動をしたら良いか考えておく必要がありそうですね。

 

また1人暮らしの人は、すぐに助けが呼べるような対策を練ると共に、山口美江さんのように顔見知りを作っておき、異変を感じた時に様子を見に来てくれる人を確保しておくことが大切だと感じました。

それでも不幸は突然に訪れるかもしれませんが、万全の対策を練っておくに越したことはないのではないでしょうか。

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