東京ディズニーランド開園の1983年からある人気アトラクション。
現在、開園からあるアトラクションはこのスペースマウンテンのみ。
中はどこに進むかわからないというスリルのために真っ暗!
実はスペースマウンテンでは事故も多く起きており、そのためか都市伝説も生まれています。
目次
スペースマウンテンの都市伝説!御札や慰霊碑があるって本当?
アトラクションが不具合により停止してしまった
乗客は照明がついた内部を出口に向かっていた
ふと天井を見るとびっしりとお札が貼られていた
事故で亡くなった方がいる場所には慰霊碑が置かれている
といった噂が見られました。
お札の場所は天井が多いですが壁に貼ってあったという説も。
慰霊碑に関しても別の目立たない場所にあるといわれます。
しかし、これらのお札や慰霊碑は確認されておりません。
明るい内部の様子も公開されているものがありますがお札はありませんでした。
また不具合で緊急停止の際には退場口まで誘導されますが、その際に照らされた内部でお札を確認したという方はいません。
慰霊碑についても詳しい場所の情報もないです。
お札があるなんて言われたら恐ろしいですね。
普段見えない場所には一体何があるのかと想像してしまいます。
存在しないお札を見つけてしまったとき、誰かに教えられるような状況ではないのかもしれません。
スペースマウンテンでの死亡事故は事実!被害者はアイドルの彼氏
実は、スペースマウンテンでは過去に死亡事故がでており、当時ニュースにもなりました。
元アイドルの岩井小百合さんの交際相手だった20代男性が被害者です。
80年代にアイドルとして活躍している中で事故は起こったそうです。
事故の詳細に関しても語られています。
<1987年6月2日>
高校の同窓生男性とディズニーランドで初デートを楽しんでいました。
スペースマウンテンには午後7時ころから並び、40分ほど並んでから最前列に。
その後、急降下の際に男性は体調不良を訴えたそうです。
何かをうめきながら体を預けてきた男性に、最初はふざけているのかと思った岩井さん。
次第に様子のおかしさを感じてきたそうですが、
真っ暗の中を疾走中で自身にも余裕がありませんでした。
アトラクションが終わり安全バーが上がってからも男性は動く様子はなし。
その後、従業員や看護師の方が処置を施したもののすでに亡くなっていた。
死因は脳内出血と診断。
アトラクションとの関連も調査していますが、走行に問題はなく一般的な病死とされています。
男性は心臓のコントロールをする脳幹の血液が切れたと推測されました。
男性はプロサーファーを目指しており、健康面での問題も特になかったようです。
ジェットコースターも大丈夫といっていたことから、心臓が弱いといったようなことはなさそうです。
その後岩井小百合さんはショックを隠しながら舞台の仕事をこなしています。
一見健康そのものであった男性の突然死。
それが初デートでおこるなんて衝撃的な内容ですね。
当人もまさかこんなことになるとは思わなかったでしょう。
そんな中でもミュージカル公演を休むことなく行った岩井小百合さんにプロ意識に感心しました。
こうして亡くなられた方のための供養と称して、お札や慰霊碑の噂も生まれてしまったのかもしれません。
そのわりにスペースマウンテン自体の都市伝説には、幽霊が出るといったものはなく数も少なめです。
慰霊碑に関しても供養のためとは言われていますが、事故に対してといった記述はありませんでした。
唯一見られたのは亡くなった子供のために立てられたというものですが、スペースマウンテンで子供の死亡事故はおきていません。
逆に不謹慎として触れられないのかもしれません。
実際に供養のためといったものははないものの、死者がでたということを肝に銘じておきましょう。
他にもスペースマウンテンでの事故は起きている
実は1987年以前にもスペースマウンテンでは別の死亡事故が起こっています。
1984年にスペースマウンテンに乗車した女性が意識不明となりました。
病院に搬送後に死亡が確認され、死因は急性心不全となっています。
今では2件の突然死により注意事項が追加されたとされています。
持病や高年齢、妊娠中の方は当然ですが、乗り物に酔いやすい方や睡眠不足の方まで利用制限があります。
また死亡事故ではありませんが、1986年に部品落下により乗客1名が軽い怪我をしています。
どの程度のものかと詳細はありませんが、ものによっては当たり所が悪ければ大事故となります。
続いて2003年にはスペースマウンテンの車軸が折れ、脱線事故が起こりました。
12人の乗客にけがはありませんでした。
原因は設計時の単位見直し時の発注ミスによるもの。
幸いにもけが人が出ませんでしたが脱線となると死亡事故にも繋がりかねません。
その後2007年にはスペースマウンテンはリニューアルされています。
リニューアル後は事故は起こっていません。
安全性を考慮し制限を厳しくしたのも功を奏していると思われます。
またよく緊急停車するといわれているので、異変があった際には即座にチェックするように対策されているのでしょう。
これらの事故を調べていて一番怖いのは
「ディズニーでの死亡事故はない」
と一部では言われている事です。
- 病院に運ばれてからの死亡判断なので敷地内では死んでない
- アトラクション自体の問題ではないので「死亡事故」ではない
といった理由からです。
死者がでたなんて確かに印象が悪いです。
ディズニーでは夢の国というイメージをなにより大切にしているのは分かりますよね。
もちろんそれを支持するのもとても良いことです。
「このアトラクションでは死者がでています」と大々的に公表してほしいといった言ったわけではありません。
ただ、死者がないと言われると具合が悪い際にも、死ぬわけじゃあるまいし…と軽い気持ちになってしまいそうです。
来場の際には友人や恋人、家族といった複数で訪れる事が多いと思います。
びびってると思われたくないといった見栄を張らず、少しでも体調不良を感じた際には絶対に乗らないようにお気をつけ下さい。
もちろんスペースマウンテンに限らず、具合が悪いときには体を大事にしてくださいね。
スペースマウンテンには別ルートが存在している?
スペースマウンテンの謎ルートに関しての都市伝説はなんと二つありました。
幻の左コース
一つは左コース。
スペースマウンテンでは2つのコースがあり、通常右にいくところを左に進む
といったものです。
こちらの情報に関してはなんと実際に存在しています。
左のコースにいったと体験談を語られている方も。
この理由は主に重量制限をオーバーした場合に行くと言われています。
重量チェックで制限に引っかかった場合、通常右に進むところを左に進んで停止し、そこからキャストの誘導により搭乗口へ。
そこであらためて割り振りされ乗り直しとなるそうです。
当然、乗り直しの際は優先的に搭乗できます。
重量オーバーに限らす、キャストによる配慮によって使用される場合もあるそうです。
重量オーバーになるといったこと自体が滅多にないこともあり、幻のコースと言われているそうです。
実際にあるというのであれば体験してみたいですね。
首が飛んでしまった幻のコース
もう一つはまさに幻のコース。
以前新しいコースを試作した際に没になった
と言われる第二コースのお話。
原因はテスト走行で乗せたマネキンの首が飛んでしまったため。
首が無くなった原因がわからず、ゲストの安全性を考慮し廃止したといわれています。
一体だけの場合もあれば、全てのマネキンの首がなくなったと言われることも。
ジェットコースターで生首となった都市伝説は他のテーマパークでも語られています。
速度の出る乗り物ですので万が一、引っかかったりぶつかったりともなれば大惨事です。
また、名探偵コナンにてジェットコースターで首の切断事件の話がありましたね。
有名どころの話もあいまってジェットコースター生首事件の都市伝説、といったものが各地で広まってしまったのではないでしょうか。
幻のコースの話と左コースの話は内容が混じっている場合もあります。
安全なコースと危険なコースのお話。
人気アトラクションの一つですので、新しいコースも楽しみたいというところから幻のコースがうまれたのかもしれませんね。
この話では人が乗ったという話ではありませんが、首の無くなったマネキン人形というものはそれはそれで怖いです。
まとめ
以上、スペースマウンテンの都市伝説と事故の詳細でした。
御札と謎のルート、実際におこってしまった事故。
見えない暗闇の中。ひきよせられる「何か」があるかもしれません。
ジェットコースターでは、安全バーもあり身動きがとれません。
そんな中での事故はとても怖いですね。もしその事故が不思議な現象だったら…。
逃げ場のない人々はどうしたらいいのでしょうか。