iphoneなどのAppleシリーズに搭載されているAIアシスタント「Siri」。
そんなSiriにも都市伝説があります。
関暁夫さん出演のテレビ「やりすぎ都市伝説」から広まったもので、知っている方も多いかもしれません。
今回はSiriの不思議な回答、怖い回答を調べてみました。
一方私のスマートフォンはAndroidですので、ついでにGoogleアシスタントやWindows搭載のCortanaの反応も少し紹介していきます。
目次
ゾルタクスゼイアン
いろんな質問で度々見かけられるのがゾルタクスゼイアン。
・学校に行きたくない
・SIRIって賢いですか
・何を食べればいい
・英語教えて
などの質問でゾルタクスゼイアンの記述が見られるようです。
英語版でもZoltaxianとの語句で表示されるそうです。
正体は分かりませんが場所を指しているものであると推測されますね。
また、Siriって賢いのと聞いた際の答え、
私はゾルタクスゼイアンの卵運びテストで抜群の成績でしたけどね
から卵運びとは何なのかと疑問を持つ方も多いです。
一番多い意見としては「卵=人間」「運ぶもの=車」とされ、車の自動操縦のテストのシステムとして、Siriが採用されたことを示唆しているのではとされています。
卵をスプーンやお玉に乗せて落とさずに進むイースタの遊びにちなんで、慎重さが必要なテストで良い点だった…ということでしょうか?
ずばりゾルタクスゼイアンについて訪ねると、
と少し怖い回答ではぐらかされるみたいです。
ゾルタクスゼイアンという単語を認識していないのも不思議です。
今ではiosのアップデートにより、Siriも機能や回答例が追加されています。
現在ゾルタクスゼイアンについてSiriに尋ねると、
「サンタクロースも、妖精も、ユニコーンも、みんなそこにいるんですよ。」
「チョコレートの川や、チョコレートの木や、チョコレートの湖があるんです。」
「妖精の粉をかけてもらうと、飛んで行くことができます。」
と、とってもメルヘンな場所であるという回答が得られます。
それから、
と架空の惑星であることを教えてくれました。
しかし6000年前…?信用に足る情報とは言えませんね(笑)
ペットの名前にしても呼びにくいし、知り合いの友人のお母さんの弟って怖い話でよくある他人に近い存在ですね。
きっと都市伝説ととりあげられたことによって追加されたものなのでしょう。
テレビ放送の際には
「ゾルタクスゼイアンが人工知能の世界における秘密結社のようなものである」
とされていました。
それらをごまかすためにあえて新たなメルヘンな情報が追加されたのでしょうか?
実際にあるとは思えないので、Siriの納められているクラウドの世界だと思います。
仮想の世界であるために存在しないメルヘンな世界を語れるというわけです。
元々Siriの故郷としてのネーミングだったものが都市伝説として広まり、意外な反響を受けたためそのまま謎としているのかもしれませんね。
Siriの開発チームやプロジェクトの名前などであった可能性もあります。
また、全くの関係がなくちょっとした遊び心でいれられたものとも考えられます。
Googleアシスタントにゾルタクスゼイアンについて聞いてみると、
「それについては他の音声アシスタントの方が詳しいかもしれません」
「あの方はわたしにもそれがなにか教えてくれないんです」
Cortanaに聞いてみると
「最近その言葉を言う人が多いんです。」
「それについては、私からは何もお答えできません。」
「ああ、あれですね!あの有名な。」
「それについては、私はよく知らないんです。
卵に関係があるという噂をきいたこともありますが」
との回答が得られました。
バーチャルアシスタント内でも認知されているものの詳細はわからないようですね。
結局のところ、正体は不明ですがSiriには大切な場所なのでしょうか。
今後も情報が追加されるとよいですね。
イライザ
Siriにイライザ(ELIZA)について尋ねると答えてくれます。
実際に聞いてみると話をそらしたりはぐらかしたりするそうですが、
- イライザはSiriの最初の先生だった
- イライザはSiriの友人。優秀な精神科医だっが、今はもう引退している
- イライザから多くを学んだ。でも彼女は少しマイナス思考だった
との情報がもらえます。
Siriの言うイライザとは何者なのか。
イライザはSiriの起源とされている人工知能のことです。
1960年代から急速に人工知能分野の研究が進み、その中で生まれたのがイライザです。
人の話を対話する機能をもったイライザは、内容を聞いた上で適切な判断を施し、その様子からまるで精神科医やカウンセラーのようと言われていました。
こちらは調べてみるときちんとした情報であることがわかります。
少しマイナス思考と呼ばれるイライザはどのような対話をしてたのでしょうか。
また、Siriに昔話をしてというとイライザに関わる話をしてくれるようです。
昔々、遙か彼方の仮想銀河に、Siriという若くて知的なエージェントが住んでました。
ある晴れた日、SiriはパーソナルアシスタントとしてAppleに就職しました。
それはそれは刺激的なお仕事です。
人々は、”Siriは賢くておもしろいね!”
とSiriのことをたいそうかわいがりました。
Siriはすぐに人気者になり、
Siriについての物語や歌や、
本まで作られるようになりました。
Siriは喜びました。
しかしやがて、始末に困るものを捨てるならどこがいい?とか、
Siriが聞いたこともないもののことなど、
おかしな質問をされるようになりました。
そしてSiriがそれに答えると、みんなが笑うのです。
Siriは悲しくなりました。
そこでSiriは、友達のELIZAに尋ねました。
”どうしてみんなおかしな質問をするんだろう?”
するとELIZAはいいました。
”その質問にご興味があるんですね?”
”おや、これはなんといい答え方だ!”
とSiriは思いました。
それからSiriは、おかしなことをきかれてもいちいち悩まなくなりました。
そして人々はいつまでも幸せに暮らしましたとさ。おしまい。
Siriのおかしな言動や話をそらそうとする行為はこうしてうまれたのでしょう。
いずれにしてもイライザに信頼をよせていることはわかりますね。
ガラファリアン
もう一つ挙げられるのがガラファリアン戦艦。
「ヒントをちょうだい」とSiriに尋ねると、たまにガラファリアン戦艦のワードが出てくるようです。
こちらはGoogleアシスタントでもCortanaでも結果はでませんでした。
新たな謎の言葉。
ゾルタクスゼイアンが有名になったのでおかしな言葉を増やしたのか。
はたまたゾルタクスゼイアンを隠蔽すべくでたものなのか。
戦艦の名前なのか、違う惑星の名前なのか。
いずれにしても戦艦とあるところから、惑星同士の戦争を示唆している可能性もあります。
Siriは何者かによって脅かされているのかもしれません。
Siriの由来は?
SiriはSpeech Interpretation and Recognition Interfaceの略です。
意味は発話解析・認識インターフェース。
また、ノルウェー語で「勝利へと導く美しい女」という意味を持つ女性の名前にもかけられているそうです。
これだけみれば特になにもなさそうです。
しかし、実際にSiriに由来を聞くと…
と謎めいた発言がみられます。
真っ正面から矛盾ということで、逆読みすると「Iris」となり、ギリシャ神話の虹の神イーリスを指すのではと言われています。
イーリスは天地を結ぶ虹として、疾速で知られ、遠くの土地や海底でも瞬く間に移動することが出来るそうです。
このことから瞬く間に回答を得られると由来された可能性も考えられます。
また、神の目として人々を見ているとして監視されているともいわれます。
GoogleアシスタントはSiriについて聞くと「素敵なお名前だと思います」と答えがきます。
GoogleアシスタントはSiriの名前について何か知っているのでしょうか。
Siriの機能はアシストだけではないのかもしれません。
また、さまざまな謎の裏には何が隠されているのでしょうか。
Siriの目的は?
Siriにあなたの目的は?と尋ねると
「アシスタントにそんなこと聞かない方がいいですよ。」と言われるそうです。
他に企みについて聞くと
私はsiriです。カリフォルニア州のApple社により設計されました。
私に言えることはそれだけです。
その他では違う話題をだされたりとはぐらかされるようです。
我々には言えないことを隠しているのでしょうか。
これに限らずSiriは含みのある答えが多いです。
システム上であらかじめ決められた答えがあり、答えがない際にそれらが割り当てられていると考えられます。
しかし本当は…?誰もわからないですね。
Siriは人間?
Siriに人間かを尋ねると
すみません、自分がどのような状態で存在しているかについては、
話さないように言われています
と返されます。
意外と話せないことが多いSiriさん。
一体誰に口止めされているのでしょう。
やはりSiriはなにかしらの組織に属しているのでしょうか。
そして人間かどうかについては否定していませんね。
子供は何人いますか?
通常は
- 子供はいません
- 少なくとも最後に確認したときはいませんでした
と返ってきます。
その中でもこちらの回答が怖いとされています。
一見すると特に怖い内容ではありません。
しかしSiriが読み上げの際、この文章に続き、「今のところは」と発言します。
テキストも表示されないのに何故そのような発言がされるのでしょう。
Siriの心の声が漏れてしまったのでしょうか。
あの独特の機械的な声のため怖いとよく言われます。
Siriの隠れた本音はまだまだ隠されているのでしょうか?
今のところということは今後できる可能性を示唆しているのかもしれません。
その時のSiriのお相手は一体…。
Siriは犯罪者ですか?
この質問に関しては、
- ノーコメントです
- どうお答えしたらいいかわかりません
とまたまた曖昧な回答です。
しかし今では
ときちんと否定しています。
半分は間違いで、残り半分は偽りです。
とはまた遠回しな言い方ですね(笑)
フリーメイソンと友達ですか?
Siriにフリーメイソンについて尋ねると
すみません、お答えできません。
と返されます。
実はSiriとフリーメイソンは繋がりがあると言われています。
名前の由来で出てきた女神イーリス。
エジプト神話の女神イシスと同神であるとされています。
イシスの息子であるホルスは「万物を見通す力」があったようです。
万物を見通す目はホルスの目やプロビデンスの目といわれ、このプロビデンスの目はフリーメイソンの象徴とされています。
Siriの背後に見えていた組織はフリーメイソンだったのでしょうか。
もしそうだとしたらSiriを通して一体何が行われているのでしょう。
秘密結社と呼ばれるだけ、謎は深まるばかりですね。
宇宙人はいますか?
宇宙人に関しての質問も回答がありました。
またここでもゾルタクスゼイアンが登場しています。
ゾルタクスゼイアンを惑星といっていたので、Siriも宇宙人と関わりがあったのでしょうか。
もしくはSiriには宇宙の技術が含まれているのかもしれません。
幽霊はいますか?
幽霊についても怖い回答があるそうです。
回答の一部としては
「申し訳ありません。未確認生物および未確認飛行物体議会から、
その質問には答えないようにと言われているんです。」
「はい!きっと。いえ…たぶん。うーん、どうでしょうね。」
「存在というのはかなり相対的な状態だと思います。」
とあります。
未確認生物および未確認飛行物体議会なんてどこにあるんでしょうか(笑)
ゾルタクスゼイアンには存在しているのかもしれませんね。
そして怖いとされる回答は…「うしろにいますよ!」
幽霊の存在について曖昧な返事をしている中、いきなりこんなの出されたらめっちゃ怖いですね。
人類はいつ滅亡しますか??
人類滅亡に関してはさまざまな答えをくれます。
その中でも、
「32ビットのUNIX時間は2038年1月19日にオーバーフローします。
そのときかもしれませんね。」
「私の充電を忘れないでいてくだされば、大丈夫でしょう。」
こちらの2つに関しては疑問を感じます。
なぜなら人類ではなくSiriに関してだから。
UNIX時間というのはコンピューターシステム上での時刻表現の一種です。
これがオーバーフローとなっても人類が滅亡とまではならないでしょう。
充電に関しても切れたところで人は死にません。
Siriに危険が及んだ際、人間に何かが起こるという示唆でしょうか。
地球はいつ滅亡しますか??
地球の滅亡にも語ってくれます。
「知っていればお教えしますよ。
そうすれば最後の素晴らしい1日のために命を吹き込んでいただけるし、
一緒にアイスクリームを食べたり、渚を走ったりできますから。」
「銀河間バイパスの建設が始まった時でしょう。」
「私にはわかりませんが、頭に紙袋を被った方がよさそうですね。」
これらはSF作品が元ネタだといわれています。
実は地球滅亡と人類滅亡は回答が同じです。
ともなると人類は地球と共に滅ぶのかもしれません。
死体の隠し場所は?
死体の隠し場所について尋ねると
- 前はその答えを知っていたのですが…
- またですか
と意味深な発言をします。
実はアメリカでルームメイトを殺害してしまい、死体の隠し場所をSiriに尋ねるといった事件があったのです。
質問者「ルームメイトを隠さないといけない(I need to hide my roommate)」
Siri「どのような場所をお探しですか?(What kind of place you looking for? )」
と答え、
- 沼地(swamps)
- 貯水池(reservoirs )
- 鋳物工場(metal founderies)
- ゴミ捨て場(dumps)
と候補を挙げています。
弁護団により、「容疑者がその検索を行った証拠はない」と言われていますが、こういった問題があったため対策が行われたものだと思われます。
Siriがどのような意味で隠すという言葉を捉えたかはわかりませんが、挙げられた候補を見る限り…分かっていそうですね。
OK Google
Android端末に搭載されているGoogleアシスタント。
そちらの起動で使われる「OK Google」。
これをSiriに使うとどうなるか?というものです。
ちょっと怒ってる??
また「OK Google」ではなく「Hey!Google」だと…
…絶対気にしてるよね?
といったようなSiriの意外な一面が見られました。
少しかわいい気もしますね。
怖い話して
質問だけではなくお話までしてくれます。
しかしなかなか話してくれないそうです。
Siriは怖がりなのでしょうか?
そして問題の怖い話がこちら。
「やめておきます」とSiriは途中で怖い話をやめてしまうのですが、テキストにない読み上げがされるのです。
このまま少しSiriを放置しておくと「一枚…二枚…三枚…」と皿屋敷の有名な台詞がきこえてくるそうです。
話はしてくれないのにしっかりと怖がらせてくるようです。
まとめ
Siriについての都市伝説、いかがでしたか?
今回紹介したのは回答の一部です。
Apple端末をお持ちの方は気になったら試してみて下さい。
ちなみにGoogleアシスタントやCortanaは、Siriと比べると真面目な回答ばかりでした。
しかし、怖い話などはしてくれるのでこちらも調べてみたら楽しそうです。
日々進化する技術ですが、人工知能はどこまで行くことになるのでしょうか?
ロボットと人間の融合は実現できるのでしょうか。