ディズニーでは万引きしても捕まらないという都市伝説があります。
「え?普通に万引きって犯罪だからアウトでしょ?」
「ディズニーは夢の国だから特別措置してくれるらしい」
「万引きするともう2度と家には帰れないんだよ」
と、色んな噂が飛び交っていますが、本当のところどうなんでしょう?
ということ今回はディズニーランドでの万引きについての都市伝説、園内のセキュリティ事情を含め調べてみました。
ディズニーの万引きにまつわる3つの都市伝説を調べてみた
ディズニーランドの万引き都市伝説は以下の3つです。順番に解説していきますね。
ディズニーで万引きすると「夢の国はここまでだよ」と肩をたたかれる
ディズニーリゾートでは万引きをしても敷地内では捕まらない
パーク外に出た瞬間に肩をたたかれて「夢の国はここまで」と言われて連れて行かれる
といった内容の都市伝説があります。
中には「拷問される」といったものや「強制労働させられる」なんて話までありますが、もちろんそんな事はありません。
あくまでも恐怖をあおるためのものでしょう。
実際には未清算の商品持ち出しは発見次第、ショップから出た時点で声かけされます。
園内を尾行されるなんて話もありますがそんな手間のかかるようなことはありません。
帰りならまだしも来たばかりとなればどれだけ時間がかかるでしょう。
ディズニーでの買い物としては食事を除けばパークを楽しむための商品とお土産が主になります。
そのため入り口でも出口でもある付近にショップが多くあり、そのあたりから入り口(施設内)から出たらという尾ひれがついたのではないでしょうか。
まさにイメージ戦略にとらわれ生まれた都市伝説といった訳です。
ディズニーで万引きしても捕まらない
- ディズニーは夢の国だから見逃してもらえる
- 万引きは1度までは許される
と言われていますが犯罪行為は当然捕まります。
夢の国はあくまでもイメージであり免罪符にはなりません。
過去には報道された例もあります。
2007年 大阪の修学旅行生が集団万引き
修学旅行で訪れていた中学生が万引きを行ったようです。
その数15人。
ちなみにこの件ではディズニー側からの被害届の提出はなく、学校側の指導で反省文の提出がされたとのこと。
ただそのために「万引きしても捕まらない」とのウワサに拍車をかけてしまい今現在では厳格な対応を行うようにしているようです。
2017年 女性巡査が万引き
なんと警官が万引きという驚きの報道です。
しかもキャラクターグッツ10点、12,000円相当も。
この件では窃盗の疑いで書類送検され女性巡査も退職しています。
このように報道されるものはごくごく一部にすぎないでしょう。
何でもかんでも許されるなどといったことはありません。
しっかりと善し悪しを考え行動しましょう。
ディズニーで万引きすると出入り禁止になる
- 友達が万引きしてディズニー出禁になった
- 上の学年が万引きしたのでうちの学校はディズニー出禁
- 出禁になって年間パスを取り上げられる
- 警告書を渡され、次回出禁になる
さまざまな話がありますがこれらに関しての真偽は不明です。
出禁にしました、されましたと双方の確認がとれるものは何もありませんしわざわざ公表するような事もないでしょう。
警告書というもの自体も確認されておりませんしあったとしても到底公開できるようなものではないでしょう。
年間パスに関しても不明ですが対応としては当然だとしかいえません。
ディズニーでは学校行事での来園なども多く万引きの話でも「学生がした」といったものが多くあります。
行われている処置に関しては不明ですが、学校行事で問題を起こしたとなれば出禁と言われずとも学校側が自粛という形をとるのではないでしょうか。
または実際に問題を起こしそうだと懸念されることもあるため、あらかじめ選択からはずし言い訳として「出禁になった」と言うなど。
問題をおこしそうだからと言えば絶対そんなことはないなどと抗議がおこる可能性もありますが出禁だからと言われてしまえばなす術なしです。
そういったものが事実として受け取られ広まったとも考えられます。
出禁以前に人としてまわりの迷惑になる行為は控えるべきです!
気になるディズニーのセキュリティ事情
ディズニーで万引きすると普通に捕まることはわかりました(当たり前ですが…笑)
ただ、実際セキュリティ事情ってどうなっているのでしょう?
ディズニーには無数の私服警官が監視している?
園内では明らかな警備員というものを見かけることはありません。
あれだけ混雑している中だったらばれないのでは?という話もあります。
しかし私服のセキュリティスタッフがしっかり目を光らせています。
正確な数まではわかりませんが来場者はたくさんいますし敷地も広大。
その分当然スタッフの数も多くいることでしょう。
万引き行為に関してもチェックを行っているようです。
わかりやすいもので言えばテレビで見る万引きのGメンのようなもの。
番組でも監視している対象に気づかれないようにされております。
ディズニーでも配慮され、私服で巡回しています。
発見次第逃走などで周りに迷惑をかけないよう報告をし、数名で囲う形で声かけされるそうです。
非日常を楽しむ空間でのディズニーの対応は驚かされることばかりです。
ディズニーに防犯カメラはあるの?
ないと思っている方もいるようですが防犯カメラは設置されています。
セキュリティスタッフ同様、数もかなりあります。
施設内はもちろん各アトラクションにも設置されています。
ただし、周りの景色に溶け込むように隠されて設置されているのでよくよく見ないと分からないようです。
万引きもそうですがその他の犯罪行為や事件事故の把握・防止から混雑状況やアトラクションの確認などをチェックしています。
ゲストには気づかれていないようしっかりと防犯対策されています。
様々な楽しみ方がありますのでカメラを探してみるというのもまた一興です。
ディズニーには取調室はあるの?
ディズニーではすぐに警察に連行、というわけではなくひとまず「インタビュールーム」と呼ばれる取調室で話を聞くと言われています。
ほかにも関係者通用口から出され事務所に連れて行かれるという話もあります。
実際にはインタビュールームや取調室なるものが存在するかは不明です。
ただ、周りへの配慮として取調室なのかインタビュールームなのか事務所なのか、
名称はわかりませんが話し合いをする場所はあるでしょう。
パークに警察を呼ぶとなればかなり目立ちますし、話を行うためや警察を呼んだりなどはゲストに目がつかない場所で行われて当然です。
そういった場所を公開するようなことはないですし、キャストにしか把握できないはずです。
ディズニーに限らず、普通のお店などでも同じ事でしょう。
あくまでもテーマパークがメインですので敷地内のすべてを公開する必要はありません。
裏事情も知りたい!と思うことは当然あるかと思いますがこうなるとキャストとして働く以外に知り得ないでしょう。
私としてはわざわざキャストになってまで知りたい・・・とは思いません。
まとめ
夢の国だから犯罪(万引き)は見逃されるなんていうことはないようですね
ディズニーは夢の国と呼ばれ、そのイメージを守るためにキャストを始め徹底した対応や対策をされています。
それを逆手に「イメージ第一!何でもOK!」みたいな都市伝説までうまれてしまいました。
こういった話はあくまでもジョークとして捉えるのが一番です。
信じるか信じないかはあなた次第、ではなく誤った情報まで信じ込まないように気をつけましょう。
公共の施設では個々がマナーを守り楽しむように心がけましょう。