今回はビックカメラなんばの心霊の噂について紹介します。
ビックカメラなんば店は大阪府大阪市中央区千日前にある家電量販店です。
かつて千日デパートビル火災が起きた現場の跡地でもあり、心霊現象の噂が絶えません。
さらには千日前は元々、墓地や刑場であったという因縁の多い場所でもあります。
※関連記事:千日前はガチ心霊スポット!デパート火災事件は処刑場の呪い?
そんなビックカメラなんばで起こるとされる数々の心霊現象を調査しました。
合わせてビックカメラなんばの前に出店していたプランタンなんばについても調べてみました。
目次
ビックカメラなんばにまつわる心霊現象や都市伝説
日本のビル火災で最大の惨事とも言われる千日デパートビル火災と墓地という曰く。
こうしたものから心霊スポットとして名を挙げられています。
千日デパートビル火災に関わる心霊現象はビックカメラなんばに関わらず、千日前全体で起こっているようです。
ビル火災の跡地となるビックカメラなんばが騒がれるのは当然かもしれません。
では一体どのような心霊現象が起こるのでしょうか。
ビックカメラなんばで起こるおかしな出来事をそれぞれ紹介していきたいと思います。
トイレに幽霊が出やすい
ビックカメラなんばでの心霊現象としてトイレで起こったものがよく挙げられます。
これはプランタンなんば時代にトイレでの心霊現象が多かったからだと思われます。
- トイレですすり泣く声を聞いた。
- 焦げ臭い匂いを嗅いだ。
- ドアの下に足や焦げた靴が見える。
というような事があるそうです。
また7階の女子トイレの1室だけ長年封鎖されているといった情報がありました。
7階と言えばビル火災での全ての被害者がいた場所です。
やはり何かしらの問題が起こっていたのでしょうか。
プランタンなんば時代に語られたトイレにまつわる心霊現象は、
- 周辺に誰もないはずがトイレに入ると騒ぎが聞こえる
- 15分くらいと思っていたら2時間も経っていた。
- 男子便所で女性のヒソヒソ声がする。
- 幽霊と思われる男性の姿を見た。
- ノックをされたのに開けたら誰もいない。
といったものがありました。
いずれも千日デパートビル火災に関連する話であると推測できます。
ただ、心霊と関係あるかどうかはわかりませんが、トイレがとても汚いという情報もありました。
それもあり人が寄りつかないトイレとして気味悪がられたとも考えられます。
もしかしたら多くの心霊現象により、清掃も行き届かなかったのかもしれません。
今でも心霊現象が確認されているのでトイレがおかしいというのは変わっていなそうですね。
霊感の強い人は動悸や汗がでる
ビックカメラなんばでは何故か動悸が激しくなったり、異様に汗が出ると言われています。
霊感の強い人は危険な場所をこれらの症状で察知できるとされています。
ビックカメラなんばもやはり危険な場所になっているのでしょうか。
中にはビックカメラに入らなくても近くを通るだけでなるという人もいるようです
こうした影響からビックカメラは避けられているとされています。
一方で変な感じは全然しなかったとも言われています。
今では火災事件を知らないという人もいて、全く気付かないという人もいるようです。
変な感じがする、という人は避けた方が良いのかもしれませんね。
監視カメラには幽霊が映る
ビックカメラなんばの監視カメラにはおかしなものが映ると噂されています。
どうやら誰もいないはずの場所に人影がよく映し出されているようです。
実際に確認できるのは従業員のみになるので真偽は不明です。
また、監視カメラの確認できるバックヤードでもおかしな怪奇現象が起きるとされています。
監視カメラの心霊現象はオカルト番組でもシリーズ化されていたりします。
その中の一つがビックカメラなんばのものであったとしてもおかしくはありませんね。
風水にこだわった設計
ビックカメラなんばはプランタンなんば時代におかしな現象が多かったため、様々な対策がされたようです。
土地の鎮魂や除霊を行い、供養のための祠も建てられました。
そしてその対策の一つとして風水にこだわった設計をしたと言われています。
建物の構造が魔除けの為のものであるとされています。
これらの対策のおかげかプランタンなんば時代よりは心霊現象が激減しているそうです。
しかし、未だに報告されることもあり、犠牲になった方の無念さがいかほどであったかが分かりますね。
エスカレーターが反転している理由
ビックカメラなんばの5階と6階のエスカレーターは反転しているそうです。
火災の事件の被害者は7階から脱出することが出来ずに亡くなったことが関係しています。
これも風水によるものですが、火災の被害が集中した7階の霊が降りてこないようにしているとも言われているのです。
さらにエスカレーターの側面が鏡張りである理由として、異様な人が映った際にパニックにならないように多くの人を見せているとされています。
他にも墓地時代の骨が発掘されたから地下も同様の対策がされていると言われています。
霊は今でも脱出しようと彷徨い続けているのかもしれませんね。
心霊現象は(旧)プランタンなんばでも発生していた
ビックカメラなんばよりも以前に出店していた「プランタンなんば」も多くの心霊現象が報告されています。
千日前デパートビル火災の直後に建てられたということもあり、噂が止まなかったのかもしれません。
ここからはプランタンなんば時代に起こったとされる心霊現象を紹介します。
エレベーターでの失踪事件
プランタンなんばでは失踪事件が起きたと噂されています。
終業後に二人でいた従業員が一人消えたという内容です。
プランタンなんば4階内にある飲食店店舗のアルバイト店員の女の子が店長と二人で帰宅しようと店舗を後にする。
その階にある従業員用エレベーターを探したが、一向にエレベーターが見つからない。
仕方なく階段を探すものの階段すら発見できない。
ひたすらフロア内を探し、途中で4人くらいの人にエレベーターの場所を尋ねたりもした。
エレベーターの場所が分からないのはおかしいと思いながら帰りたい一心で探し続けた。
そうしてやっと辿り着いたところで後ろにいた店長の姿が無い。
あまりにも疲れて早く帰りたくて一人で帰ることにし、一階に辿り着いた頃には何故か朝になっていた。
翌日以降、店長の姿は見かけなくなり失踪として扱われた。
そういえば閉店後の店内であるにも関わらず、他の人がいたというのも後から考えたらおかしい。
その人たちは警備員というわけでもなく、青白くて瞬きもしない気味の悪い様子だった。
という話です。
何時間も歩き続けた事、消えた店長、閉店後のフロアにいた気味の悪い人、勤務先でエレベーターが分からないといった不思議な現象。
これらのことから別のところ(異世界?)を歩いていたのではと語られています。
そうなると店長は未だにその場所にいるのかもしれません。
火災事故と繋がりがちなので過去の千日デパートの可能性もありますね。
話によっては上司と部下だったり、女の子とは言われなかったり6階だったりします。
しかし、従業員が一人消えたという内容だけはどの話でも共通しています。
このことからエレベーターに限らず、店内では従業員の単独行動が禁止されていたそうです。
一部では警察の記録には残っているとされていて、記事やニュースがありそうですが発見できませんでした。
そのため行方不明となった事件の真偽は不明です。
また、エレベーターにまつわる噂が他にもあり
- 指定の階以外に止まったり、店員オーバーのブザーがなったりする。
- 「たすけて」という叫び声がする。
という心霊現象があるそうです。
また、火災の際にはエレベーターから煙が上がってきました。
そういう点からエレベーターも曰くがあると言われています。
従業員に影響が出るなんてなったら大問題です。
そういった背景もあって隠されたということも考えられますね。
実際に行方不明となっていたのであれば、プランタンなんばは関係していたのか気になります。
従業員はお守りや数珠を持たされていた
数々の心霊現象が起こったからか対策として従業員にはお守りが初日に渡されていたそうです。
また、お守りではなく数珠であったとも言われています。
お守りをいらないと捨てて、事故に遭った人がいるという噂もあります。
店内に長く居るのはそこで働く従業員です。
おかしな現象の多くも確認していると思います。
対策を行なわないといけないほど危険な場所であったのかもしれません。
従業員は一斉退社が普通だった
心霊現象の対策の一つとして一斉退社を行なったとされています。
失踪事件が起こったから、霊が出るからといったことが理由であったそうです。
他にも閉店後におかしなアナウンスが流れるという心霊現象があったそうです。
火災の発生した時間帯(22時30分頃)に女性の声で火災発生を告げる館内放送が流れていたと言われています。
被害が出たのがキャバクラのような店舗であったため、その時間帯に営業していたようです。
長年働いている従業員は慣れてしまったようで放送ミスと誤魔化していたようです。
心霊現象は夜に集中していたのかもしれません。
閉店後にはお経のテープを流していた
もう一つの対策としてお経を流していたと言われています。
お経と言えば心霊現象が起こったときによく使われる手法ですね。
特に有名な般若心経はあらゆる人を彼岸へ渡らせると説いたものであるそうです。
事実は不明ですが、供養の意味もあったのだと思います。
成仏してもらいたいという気持ちは伝わったのでしょうか。
まとめ
以上、ビックカメラなんばと以前にあったプランタンなんばについてでした。
悲しい歴史のある土地ですが様々な対策がなされていました。
それなのに未だに感じるものがある人もいるので、まだ「何か」あるのでしょうか。
日本の幽霊の寿命は400年と考えられています。
そうであるのならまだまだ今後も多くの心霊現象が語られるかもしれませんね。